論理力=他者意識

国語科:桝崎 徹

前回は“論理的に読む”(=筋道立てて読む)ためには、日本語の最低限のルールが必要という内容でした。今回はそれに加えて、大切だと思うことをことを書きます。

それは“他者意識を持って読む”ということです。

たとえ家族であっても、別個の人間である限りそう簡単にはわかり合えない。だから筋道立てて説明しなければいけないし、聞かなければいけない、という意識です。だから、感覚は通用しません。その筋道が論理ですから、他者意識が高いほど、自ずと論理力も高いということになります。

もっとも他者意識が高いものは、活字化された文章です。なぜなら、読み手が誰だかわからない、不特定多数の読者に向けて書かれたものだからです。その“他者意識が高い文章”を読む側も“他者意識を高めて読む”こと。この“他者意識を高めて読む”を別の言葉で“自分を殺して読む”と言いかえることもできます。自分の主観・先入観を排し、ただ、書かれていることを、そのまま、言葉の規則に従って読む。

これはなにも現代文の問題を解くときだけに限らないのではないでしょうか。日常生活においても、何かが起こってしまった時。そのことを受け止める前に、こんなはずじゃなかった。こうあるべきだった・・・。誰かと話していても、相手の話、思いをこちらは全く受け止めずに、自分の考えだけを相手にぶつけたり、伝えてしまう。

そうではなく、一旦、起きてしまったこと、相手の言い分を受け止めること。

なかなか難しく、自分にとっても耳の痛い話ですが、この他者意識は、国語力につながっているはずです。

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