留学担当:岩崎 裕子
大阪府・大阪市が「資産運用特区」を申請
海外投資家向けビザ創設に向けた規制緩和策として、特区内に拠点を設けた上で3年以内に府内の成長産業に1億2000万円程度の投資をした場合などには、永住権を付与することを提案しています。
大阪だけでなく、福岡、東京、札幌なども申請しています。
これからの流れとしても、国内経済が悪くなるほど、より海外とのつながりが大切になってくるので、海外の富裕層投資家の呼び込みなど、世界のトレンドに沿う形になってくるかと思います。
グローバルへの対応ができるのか
そもそもグローバル世界で、これだけ国内にひきこもっているような日本の方がめずらしいでしょう(パスポート保有率が2割以下-2023)
今後はますます、しかも場合によっては死活的に、英語が必要になってくることでしょう。
実際海外人財が足りない、という話をよくききます。圧倒的に国内より条件が良いにも関わらず、です。
グローバルミーティングへの参加
フィリピンの大学と留学で提携しているので、よくフィリピンに行きますが今回はフィリピンの経営者たちのオンライン定例会に参加してきました。
普段は現地語を話す彼らは、ミーティングは全員英語ですすめます。30名位の参加者の中に中国人の輸入業の人も参加していました。もちろん英語で参加です。日本人は私だけでした。

「優秀な人は良い教育を受けている」の中身
今や世界では社会的地位が高い人々が英語を話すのは当たり前です。むしろ、「良い教育を受けた人=優秀な人」とするなら英語は話せて当たり前になっています。日本がそうではない例外的な国なのです。
中国の英語学習は比較的最近ですが、あっという間に日本は追い越されてしまいました。
どの分野で、どこで働くか、が特に今後大事ですが、その時どれだけ選択肢を持つことができるのかによって、人生の自由度も変わってきます。
日本人の海外留学事情
日本人学生の留学は「2、3週間留学というものに行ってきました〜」という経験型です、韓国の学生は最低1年間学び、「話せる、使える」を明確な目標にした留学です。
どれだけ日本の教育がグローバル対応できていないのか、を痛感します。これが10年後の差にさらにつながります。
今年の春、企業からの参加や経営者の関心は増えています。今年になって何人もの日本人経営者と現地でお会いしています。

公務員でも英語を使える人が有利に
公務員も、今後は英語が使える人の方が重宝されることはまちがいないでしょう。
4月からこの夏の留学の募集をします。たいていの日本人は英語を話せない、外国人とどう接したらいいかわからない状況ですが、だからこそ早めに真剣に取り組んだ人が報われるともいえます。
早めに取り組むことがまだまだ日本社会ではアドバンテージになります。
2024年の夏の留学
これまでは狭い世界で深くよく知っていることが、特に受験の世界で重要でしたが、これからは広い視野と知識、高い視座が必要になってくるでしょう。
それを日本でだけで、学ぶことは正直難しい。知識の幅が広がっているし、何より体感することが大きなインパクトになるからです。
留学がまだまだバイトや部活の合間のついでになっていますが、留学できる時期は限定されています。人生を左右するかもしれない留学をできる時に真剣に考えていただけたらと思います。
説明会も実施します。気軽にお問い合わせください。