TOEICは、大学への近道!

大学生が就活を有利に進めるためにTOEICの得点を使うことはよく知られていますが、実は、大学入試にもTOEICが、<近道>として使えるることをご存じでしょうか?


現在、多くの私立大学が、TOEICなど「英語資格検定試験」を活用できる入試を実施しています。

2科目(英国or英数)の公募推薦や3科目(英国社or英数理)一般入試の筆記試験のうち、英語の得点をTOEICの点で加点したり、入試得点に換算したりしてもらえます。

*特に近大志望の人は、かなり使えます‼️ (後半で詳述)

「じゃ、普通に受けるのと何が違うの?」という声が聞こえてきそうです。

実は、2点、TOEICを使うと有利な面があります。

最高点数が使える!

通常の一般試験では、当たり前ですが、試験当日に試験会場で試験を受けます。

そして、その得点で合否の判定がされます。

しかし、「英語資格検定試験」を活用する形式の試験では、「英語」の得点は英語資格試験の点数に応じて、得点があらかじめもらえます。

英語の試験を当日受けなくていいというだけで、試験本番当日の負担は減ります。

ただ、メリットはもちろんこれだけではありません。

年間10回も!

TOEICの場合、入試の申し込みまでの直近2年の間、何度受験してもよく、最高点の結果を送るだけでいいのです!

そして、TOEICは、なんと年間10回も受験するチャンスがあります。

そのため、たとえ、緊張して実力が一回目の試験で出せなくても、1カ月少しすれば、また次の試験の機会があるのです。

「次もまたあるから大丈夫!」と考えられれば、肩の力が抜けるのでへないでしょうか?

実際、テストで緊張する最大の理由は、「この1回で絶対受からなければならない・・・」というプレッシャーです。

そのため、何度も受けられるTOEIC試験は、一般試験の英語とは違い、リラックスして受験できるため緊張しにくく、本来の実力がそのまま発揮ます。

ジャンルが限られている

また、TOEICは、主に「ビジネス」のジャンルからの出題となります。

「え、ビジネス…」という声が聞こえてきそうですが、ジャンルが非常に限られているという点は、戦略的に点数を取るという点では重要です。

なぜならば、対策がとても取りやすいからです。

一方、一般入試では、物理、化学、生物といった理科的な分野から、歴史や文化、経済、哲学に、エッセイと、かなり広範囲の分野から出題されます。

馴染みのあるジャンルの出題であれば、読みやく、予測がついて頭に入りやすいのですが、日本語でもわからない話は当然英語力以前のお話です。

そのため、背景知識をもっておくことは、英文を読むにあたって、非常に役立ちます。

しかし、どのジャンルからの出題か分からないとなると、少し不安ではないでしょうか?

確かに、「ビジネス」というジャンルは多くの高校生にとっては馴染みのないジャンルでしょうが、繰り返しこのジャンルを勉強することで背景知識は必ずつき、他の人より有利なスタートになっていきます。

まとめると、TOEICは、何度も受けられることで、緊張がほぐれ、さらに、そのジャンルに慣れ親しめることから、回数を重ねることで、得点の成長が見込みやすい試験です。

自分の得点を知っておける

このタイプの試験では、TOEICの得点に応じて、大学側がみなし得点としてあらかじめ得点をあたえてくれます。

各大学によって換算の仕方はそれぞれですが、事前に得点が決まることは戦略上大きな利点があります。

1つは、英語以外の試験科目の「国語」、あるいは、「国語、社会」でどれくらいの得点を取る必要があるのかを大学側が発表している合格最低点から算定することが可能です。

そして、もう1つ、こちらのメリットはかなり大きいです。

換算得点でもとめられる点数を取ってしまえば、その地点で、英語の勉強をする必要がなくなるということです。

つまり、残りの時間を国語と社会の勉強に全部まわせるのです。

例えば、高校3年生の5月の地点で基準に達してしまえば、翌年の1月末から2月に実施される入学試験の当日までの、およそ8カ月間、残りの科目の勉強に打ち込めるのです。

これらのことから、戦略的に考えると、TOEICのスコアを活用した形の試験は一般試験より有利に働くと言えます。

大学入試の英語のレベルは様々

おそらく、大学の過去問を見たことがないならば、日本で一番の大学、東大が出題する「英語」が一番難しいと思われているかもしれません。

しかし、実のところ、実情はかなり違います。

英語の問題の難易度、あるいはクセというのは、大学によって様々です。

中には、対策がしにくい大学もあります。

しかし、TOEIC試験のスコアを活用する場合、もちろん、その大学が独自で作成している英語の入学試験は受ける必要はありませんので、TOEICの方が得点が取りやすい場合があるのです。

例えば、近畿大学があげられます。

プレーステーションの開発者の久夛良木 健さんが情報学部の学部長になるなどして、ますます人気が高まっている大学です。

ただ、近畿大学の英語は詳細な知識を問われる問題が多く、なかなか得点が取りにくいテストです。

そのため、TOEICは有利になってきます。

以下が得点換算の表となります。

引用:近大HP https://kindai.jp/exam/system/recommend/multiple/

「TOEICL&R+TOEICS&W」の合計点となります。

こちらの試験はここ最近に作られたテストで、スピーキングとライティングの技能を測るテストとなります。

スピーキングはと思う方もいるとは思います。

しかし、このテストのスコア分布を見てみますと、スピーキング、ライティング共に100点を切ることは難しいと考えられます。

少なく見積もっても200点くらいは取れる計算になります。

そうなると、TOEIC(R&L)の点数は400点くらいでいいことになります。

これは、日本人の平均点数が約580点ですので、180点も低い計算になります。

このようにTOEICを活用した試験の方が、大学の独自試験を受けるよりも得点が取りやすいケースがあります。

その他、様々な大学がこのような形の「英語資格検定試験」を活用できる入試を行っています。
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詳しくは、TOEIC実施団体=一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会のサイトをご覧ください。自分の志望校が、TOEICをどう使っているかを詳しく調べられます。
TOEIC® Program 大学入学試験における活用状況【2022年度】

就活にも有利

しかも、 大学入試で慣れておけば、大学時代にTOEICのスコアをさらにを伸ばしていけます。
そうすると、就活にも断然有利になってきます。

今日、かなりの企業が、採用時の英語力の指標としてTOEICを使っていますので、高校の時から、TOEICに慣れておくことは、先制的な優位性を確保することができ、大学時代にTOEICのスコアを伸ばすことに、必ずや繋がります。

英語が好きな人。英語の実力をつけていきたい人には、ぜひオススメなTOEICを活用した大学入試をご紹介しました。

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