高校生が直面する多くの挑戦、特に大学入試の準備、大学生活、そして将来の社会人としてのキャリアにおいて、重要となるセルフマネージメント力。
その育成に重点を置いたLEADメソッドをご紹介いたします。
このメソッドは、「守・破・離」という日本の伝統的な学び方を取り入れ、高校生が自ら学習計画を立て、実行する力を身につけることを目的としています。
セルフマネージメントの意義
1、大学入試への準備
独自の学習計画を立てる能力は、大学入試において重要です。
多岐にわたる科目を効率的に学習し、時間を最大限に活用するためには、計画的なアプローチが不可欠です。
LEADの卒業生で、これまで京大などの国公立大、関関同立などの難関私大に受かった人は、LEADメソッドのやり方で、きちんと計画をたて、学習を積み重ねてきた人たちでした。
大学受験においては、合格ラインに達するには、どんな内容を、どれだけマスターすればいいのかは、自ずと統計的に決まっています。
受験勉強が初めての高校生には分からないかもしれませんが、受験勉強は、無限にしなければいけないものではなく、有限なものなのです。
ですので、自分の現状と合格レベルまでのギャップをきちんと見据えて、そのギャップを解決するための学習を計画的に、入試までにやり遂げれば、合格は自ずと手にいれることができます。
2、大学生活における自立
大学では、自分で時間を管理し、自己責任において学習することが求められます。
セルフマネージメントのスキルは、この新しい環境で自立して成功するための鍵となります。
受験勉強の過程で身につけたセルフマネージメントのスキルは、ますます大学で生きてきますし、高校の間に身につけておくことは、大学生活を余裕を持って送れることとなります。
3、社会人としての基礎スキル
職場では、期限内にタスクを完了し、複数のプロジェクトを同時に管理する能力が必要です。学生時代に培ったセルフマネージメントのスキルは、このような環境で活躍するための基盤となります。
高校から大学へと学んでいくのは、社会に出て幸せに生きていくためにこその学びです。
今から、セルフマネージメント力を鍛えていけば、将来、人に言われたことだけをこなしていく人生ではなく、自分の目標に向かって、自分で人生を切り開いていくために非常に大切な財産になります。
指導システムの概要
守(初心者段階)
まず、受験生は塾長の指導のもと、高2の冬以降、学習計画の基本を学びます。
この段階では、受験生に計画作成の型を理解させ、初期の計画を作成させます。
まずは、型通りに、学習計画を作り、実践していきます。
学習計画は、1)年間学習計画、2)模試ごとの各クール(時期)学習計画、3)毎週のウィークリィ学習計画の3種類を作って、毎日の学習を計画を作り、実践し、記録していきます。
この段階では、高2の3学期から、毎週、計画・学習状況をチェックしていきます。
破(中級者段階):
次に、生徒は自ら計画を改善し、自分の学習スタイルに合わせて調整します。
この段階では、塾長・各担当教師はガイドとして機能し、生徒に自己主導の学習を促します。
各自のセルフマネージメントと実践を積み重ね、次第にその力を高めていきます。
この過程こそは、自分にあった勉強法が見つかっていく過程であります。
離(上級者段階):
最終的に、生徒は自分自身で完全な計画を作成し、実行します。
この段階では、生徒は、塾長や各講師のアドバイス・サポートを受けながらも、主体的に自らの学習状況と目標との間のギャップを分析し、必要な調整を行います。
受験勉強の後半に、この力がついてくると、入試の過去問などをしっかりこなして、実践的に合格水準に達することがいよいよ近づいてきます。
サポートとリソース
受験生は、学習管理の連絡システムを通じて進捗状況を塾長と共有し、また、各教科の担当講師とは授業時に進捗を毎週確認し、さらに基本的に模試ごとの塾長との2者懇で学習を振り返り、計画を見直していきます。
そのような多様な機会を通じて、時間管理・目標設定・受験勉強のスキルを強化します。
以上が、受験生のセルフマネージメント力を鍛えるLEADメソッドです。
ぜひ、志望校合格のためにご活用ください。