生徒、保護者の皆様へ
4月以来のオンライン授業へのご協力、本当にありがとうございました。なれないオンラインで時々うまく接続ができなかったりするなど不便なこともありましたが、おかげで、学校の休校措置が続く中でも、学ぶことを継続することができました。
6月1日(月)より教室での授業を再開します
先日(5/14)、政府により奈良県の緊急事態宣言が解除され、奈良県の5/15方針でも学習塾は休業要請が解除されました。しかし一方で、いまだ隣接する大阪府では、緊急事態宣言が解除されず、奈良県の県立学校・生駒市の公立小中学校は、5/31まで休校ー6/1より再開という方針が出されています。
そこで、リードでは、コロナ感染防止の観点から慎重を期して、奈良県・生駒市の学校運営の方針に歩調を合わせて、5月中はオンライン授業を継続し、6月1日(月)より教室での授業、自習室の使用を再開することといたします。
中高生の声を聞くと、オンラインでも結構集中して勉強できたし、1対1で先生と深く対話できて良かったという人がいる一方で、やはり教室にいった方が勉強する気持ちに切り替えができるとか、家ではやはりのんびりしてしまうとか、数学などでは数式をノートに書いていくものをリアルに見た方がわかりやすいなど色々な人がいました。今の塾生は、どちらかというと、教室での学習の再開を望んでいる人が多いようです。ですので、もうしばらくは、自宅でがんばっていただき、6/1を楽しみにお待ちください。
ただし、6/1以降も、オンラインを希望される方は、オンライン授業を継続します。
また、場合によっては、大阪の学校に通う人や大阪在住の先生の授業は、オンラインを継続させていただくかもしれません。(大阪府の緊急事態宣言や感染状況などによって判断いたします。)
気を緩めずに、コロナ感染防止を継続しよう
確かに、日本では、コロナ感染が減少傾向にあり(奈良県では、5/16までに90人、生駒市では6人の方が感染しました)、学校も再開の方向に向かっています。しかし、ここで気を緩めてもいけないと思われます。当面、マスク、手洗い、うがい、ソーシャルディスタンスなどを各自が意識的に取り組み、感染防止に努めていきましょう。6/1以降、教室に来ていただく時も、マスク着用、入り口での消毒などは必ずお願いします。
また、第1波のコロナの波は、低くなってきましたが、秋以降、再度第2波が来る可能性もかなりあるように思われます。100年前の「スペイン風邪」(1918年から1920年にかけて世界で広がり、4000万人から1億人が亡くなったと言われています。)の時には、第2波の方が死者が増えています。ですので、ここ2〜3年は、感染に十分気をつけて生活していく必要があるでしょう。秋以降、場合によっては、再びオンライン授業が必要になることも覚悟しておきましょう。
しっかり学んでいきましょう!
それにしても、今回のコロナ・パンデミックでは、自分が世界とは無縁には生きられないし、あるいは人類の一人として生きているということを実感させられたのではないでしょうか。幸い、塾生には感染した人もいませんし、オンライン切り替えもすぐにできるような恵まれた環境で勉強させてもらえています。他方では、世界では多くの人が感染したり、亡くなったり、また学習を継続できない子どもたちも大勢います。
そんな世界の中で、中学生・高校生として、学ぶとはどういうことなのか、何を、何のために学ぶのか、人類の一員として生きるとはどういうとなのか、この機会に、そんなこともご家族と話し合ったりしながら、考えていってもらえると良いのではないかと思います。
まだ休校も2週間ほど続きますし、いつもはできない読書やご家族との対話などをしてもらうこともいいかもしれません。
では、塾生の皆さん、一人ひとり、今、問われていることをしっかり考えながら、がんばっていきましょう。
よろしくお願いいたします。