2020年 マンツーマン・オンライン授業に取り組む ―近未来の授業風景

オンライン授業、順調にスタート!

全国の学習塾・予備校でのオンライン化が進んでいますが、なんと言ってもこの1ヶ月間のことですので、どこも試行錯誤で進まれていることと思います。

LEADも、パーソナルな予備校としての今年度のスタートは、オンラインになりました。

通常は基本の授業は先生1人に生徒2人の80分、またはマンツーマンの時は40分授業をスタンダードとしています。

しかし、コロナ感染対策のため、授業を急きょオンライン授業に切り替えました。

(Zoomを使っての授業は初めての試みで慣れていないこともあり、この期間は+10分の予備の時間をもうけて実施しています。)

オンライン授業を始めてみてどうだったのか?

コロナ以前 1:2授業 80分授業   
現時点   1:1授業  50分授業(40分+10分予備)

オンライン授業は準備とアフターケアが大事

全員1対1になったこと、そして直接横にいるわけではないので、教材の予めの指定・選定が重要になってきました。対面授業の時は、弱いところを見つけると、類似問題を探してその場で解いてもらったりしましたが、オンラインそれほど臨機応変にはできません。一人ひとりの教材や進み具合も違います。

また、前提として授業の前段階の遠隔コミュニケーションがうまくいかない(授業を忘れる、遅れてくる、宿題を記録していないなど)と、非常に効率が悪くなるので確認作業はとても重要です。逆に生徒側と講師側の両方に準備が整っていると、生き生きとした授業になる可能性が高いです。

普段は、授業に出席すればそれだけで勉強した気になりますし、宿題については学校が忙しかった、部活が忙しかったなどの言い訳もいろいろあるのですが、今回はそれもなし。宿題の達成率が高い印象です。

(※ちなみにLeadでの宿題の位置づけはこうです。新しく学んだことが、その場ではわかったような気になりますが、実際1人でも解けるのかを自分で確認するためのものです。)

東京大学でもオンライン化にするにあたって、「走りながら考える」状況だという事のようです。あらかじめの正解などないまま(まだ始まってひと月ですし)、まさに私たちも走りながら試行錯誤を続けています。

オンライン授業は教える側も鍛える

教える側にとってのメリットはあると、はっきり言えます。

それは、より双方向性が意識される事です。日本の伝統的な教育で、先生は一方的に話すことに、学生は受け身で黙ってきき続けることに慣れていますが、オンラインの1対1でそれを再現すると、いかにそのスタイルが無意味かを実感させられます。画面上で向き合って沈黙だと違和感を感じてしまいます。

どれくらいわかっているかを常に確認するために、質問をし続けながら相手の理解を深めさせていく、そのトレーニングに先生方もなっています。

1対1オンライン授業の持つ可能性

生徒側の感想は

1対1のオンラインの良さについての感想を直接聞いて見ました。ほとんど積極的意見だったのはこの状況で強制スタートにもかかわらず、意外とうまくやれた、ということからの感想かもしれません。

ただし、もし、今と違って平時に、オフライン(対面)でできるところをわざわざオンラインに変えたとなると、相当なブーイングになるかもしれません💦

【メリット】
  • 他の人を意識せずに集中できる 
  • 質問をしやすい
  • 勉強のリズムがつく 
  • 講師と学習予定を立てて、計画的に進められる(普段は学校の予習・部活に追われて自分の計画が立てにくい人が多い)など。
【デメリット】

事前の方針の意思疎通などがうまく通じていないと、進み具合が3割ほど落ちる。

また、毎週必要に応じて懇談を実施していますが、学校のオンライン授業の様子も聞いています。

学校のオンライン授業の感想を聞いてみた

この4月、一部の私学は、オンライン授業を実施していて、タブレットを使った学習を始めていたところはまだ移行しやすかったようです。

学校オンラインの授業形態のメリット・デメリット

  • 1)学校の先生のリアルタイムオンライン授業 

   →メリット:慣れている先生だから、安心。友達に授業の時会える。

   →デメリット:1人でずっと聞いているだけなので、眠くなってくる。

  • 2)学校の先生の授業を録画したオンライン授業

   →メリット:教科書を進めることはできる

   →デメリット:一方通行なので、授業があまり面白くない。ずっと画面を見ているだけで疲れる。質問できない。

  • 3)スタディサプリなどの外部オンライン授業

   →メリット:録画に慣れた上手い先生なので、授業が面白い、わかりやすい。

   →デメリット:質問できない。わからないところはわからないまま。

基本的にグループ授業は直接受講していても、質問はあまり出ないものですが、じっくりと時間をかけて何かに取り組める余裕があること、友だちと会って人間関係を学べるところに学校教育の良さはあるとおもっていますので、個別の疑問点の解消にはあまり対応するシステムではありません。

受験勉強は、積み上げー勉強法を教えてもらった方が確実です

新しい視点を自分で生み出すのは難しい

勉強は雑学の寄せ集めではありません。どの段階からやってもいいわけではなく、系統だった学習が必要であり、何からやるか、という順番が大切です。家の土台がぐらついているのに、柱と屋根を建てる人はいないでしょう。

同じ学習時間なら、より短期間で効果が出る方法を目指しています。順序を間違えてはいけません。時間は有限です。同じ期間を学ぶなら、一人で焦って苦しんで空回りをするより、順序よく達成感を感じながら勉強した方が勉強は楽しくなり、それが自信につながります。

かつまた、上記のような、オンライン授業のメリット・デメリットをしっかり踏まえ、私たちは、中高生の学びが、今のコロナ休校という状況の中でも、進められるように日々改善してまいります。
今、学校が休校でも、LEADの1対1オンライン授業なら、いつからでも、全国どこからでも、受験勉強を始めることができます。多くの中高生にご活用いただければ幸いです。

入会までの流れ (ご近所でも全国どこでも同じ条件です)

 まず体験授業 50分 (事前に模試などの資料をお願いしています)

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 結果ご報告と今後の学習の方向性について

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 ご入会の決定+初日の授業の日時決定

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初日の授業 : 教材のレベルと内容の選定 

授業後懇談:各科目の進め方、自習の方法などの計画の話し合い

 (※以下は緊急事態宣言下で学校がない時の時間割になっています。今後変更もあり得ます。)

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