ChatGPTの時代の中で:留学現地より その1

現在、中1〜高2までフィリピン・マニラに留学中

マンツーマンの英語レッスン

written by Yuko Iwasaki

はるか昔の高校時代、流行りのもの、みんなが使ってるから、みんなが持ってるから、みんなが読んでるから、といった理由でそれに追従するのはなあ...と思っていました。

ところが、時代は変わりました。

そんなことをいってるうちに、あっという間に浦島太郎になってしまう時代になりました。

特に若い世代が今から浦島太郎になっては、これからの長い人生どうやって生きていくのか、と大人が心配しなければならないような時代です。

情報リタラシーを身につけるなら、早い時期の方が絶対いい!


実際身近な例として、私の実家の例をお伝えしたいと思います。

福岡の田園地帯です

実際にあった出来事

実家の福岡県に住む姪も、ふとした会話からこの留学に参加することになりました。

そこから始まりました、驚きの連続が(笑)。

まず、実家ではインターネットのブラウザーにInternet Explorer をいまだに使っていた!(すでに半年以上前にサポートも終了)。一度ウイルスに感染してから、心配で他に移行できなかったらしい。しかもPCは使わなくても支障のない生活。スマホで、普段のやり取りやちょっとした情報を拾うだけで十分な日常生活。

パソコンもかなり古そうなので、こちらが教えやすいMacを買ってもらいました。弟夫婦はパソコンから縁遠い(年賀状印刷には使うらしい)ため、一番詳しそうな?Tiktokなどで情報収集している16歳の姪に教えることになりました。

最初はLINEのビデオで、Zoomのダウンロード方法から使い方、そして航空券の予約まで。ここまでいくのに、数日間計6時間以上かかりました。

1度沖縄に飛行機でいっただけの田舎の16歳が、1人でフィリピンにやってくるのだから、これは大変なこと。

考えてみれば、私たちは仕事柄、フィリピンの大学ともやりとりすることも多いし、そのとき大学が使っているアプリの情報も共有してもらえる。

また、台湾や韓国、ドイツ、トルコにいる友人とも個人的に連絡を取り合っているなど、相手から学ぶことも多い。そのおかげで奈良の田舎にいながら、時代にアップデートできているのかもしれません。

日本は30年前と大して変わらないほど変化がゆっくりですが、世界は違います。

Enderun Collegesのあるマニラ・マッキンリーヒル

ChatGPTの時代

今話題のチャットGPTに3月15日、さらに進化した 人間が書いたような文章も書けるGPT4が出たと話題です(有料)。

現在無料のGPT3.5で、日本語と英語で質問してみました。

『自動翻訳機が発達しても、日本人が英語留学することは大切だろうか』という質問に

*日本語バージョン 

 数分経っても答えが出ない。質問を変えても答えてくれない。

*英語バージョン

 数秒で回答が始まる。

Chat GPTの回答(要約)

「自動翻訳機が発達しても、日本人が留学することは有意義だ。

 1.  個人の視野を広げる

 2. 周りへの適応力を高め、独立心と困難から立ち直る力(レジリアンス)を育てる

 3. グローバルな人脈を持つ

 4. 職業選択の幅を広げることを助ける

機械で同じようなレベルの豊かさを提供するのは困難だろう。
しかし、究極には、本人の個人的な決断であり、個人の関心、目標、環境によるだろう。」

という回答でした。

圧倒的に英語情報が多い世界で、グローバルビジネスの共通言語は英語です。流暢であればあるほど良さそうですが、それほど高いハードルでなくても現場は頑張ってます。

大手企業の海外支社長でも、日常英語と専門分野のベーシックな英語力のみで渡り歩き、本当に大事な契約などの場面では、プロの通訳についてもらっているそうです。

そのレベルの英語力なら、誰でも身につけることは可能です。

First come, first served.

早く学んだ人が早く恩恵を受けるのです。

最先端の世界は、英語で表現されている。

フィリピンの経済力が上がり、教育力も上がってくると、英語教育を推進しているフィリピンは日本より早く情報が手に入るようになります(英語も翻訳されていないので、日本より早く海外映画が公開される)。

私たちが提携するフィリピンの学校(EnderunColleges)は、今度はアメリカのペンシルベニア州のグリーンビル高校と提携し、卒業資格も得られることになるそうです。

どうしてそんなに多くの著名なスクールと提携できるのか聞くと、責任者の海外ネットワークが大きく影響しているそうです。

チャット GPTが言うように、誰にでもグローバルネットワークが必要なわけではないが、これからより大きな仕事に取り組もうとしている人、また責任ある地位にある人なら、将来の利点は大きいと思います。

フィリピン料理を味わいました

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