落とし穴1 中学では「塾に全部おまかせ勉強」
塾で言われた通り、言われた内容をみんなで一緒に忠実にこなしてきた。言われたことをやるのは得意。
でも、もはや、高校以降は通用しません。
現在の教育や社会では、自分の頭で考える力が求められていますが、中学までのうちに言われたことだけをやるようになっていたら、すでに落とし穴にはまっていそうです。
2つ目以降の落とし穴にも、自分がはまっていないか、意識しながら読んでみてください。
落とし穴2 中学でうまくいった勉強法で高校も乗り切り?
高校で学ぶ量は、各科目、中学の5倍以上。
だからといって、勉強時間を5倍にしようとするなら学校に行く暇がなくなる。量の学習行き詰まり。
落とし穴3 高校の勉強も丸暗記!
基礎段階は覚えることが多い。九九を覚えていなければ掛け算の計算はできないが、数多くの組み合わせができる応用問題を丸暗記で乗り切るには、人生は短すぎる。
落とし穴4 気分で勉強しても、いつかは目標到達?
大したことない伸びで良いのなら、それでも少しは伸びる。気分で練習していたが、いつの間にかインターハイのレベルになった、という日は永遠に来ない。
落とし穴5 分厚い参考書・問題集を順番に解き続ける!
やっても、やっても問題が続く無力感、永遠に終わらない気がする。英語なら文法問題はマーク模試では出題もされない。ブラック企業の労働にも耐える努力のようなもの。意味のあることをやるクセを。
落とし穴6 難しい問題からやれば、やさしい問題も解ける!
難しい問題はやさしい問題を組み合わせているが、やさしい問題もできない人はどの要素が含まれているかもわからない。掛け算を知らない人は何度やっても四則計算の意味はわからない。
落とし穴7 勉強してるのに、思ったような成果がでない!
これくらいやれば大丈夫という基準が人より低い。
きちんと覚えていない。枝葉から覚えているなど、早めに自分の中の基準を見直すことをおすすめ。対策としては、よくできる人にどのレベルまで勉強しているのか聞くのがいい(例えば問題集なら3回やっている。単語ならどれくらい覚えているなど)。
落とし穴8 公立高校に受かったから、大学も国公立にいくつもり!
国公立大学と公立高校は、まったく別物。
大学へは近所の人が来ているわけではない。
国公立の科目の多さを考えると、一般に苦手科目が多い人向きではない。
落とし穴9 私立大より国公立大の方が上?
地方の国公立は、特に文系は、地方の学生が地元に貢献できる地方公務員や地元で働く人を養成する意味合いが強い。国公立というだけで、縁もゆかりもない地方の国公立に行かない方がよい。地元で就職したい人は自分の地元の私立大学を選んだ方が、O Bも多数存在し、就職では有利になる場合が多い。
最後に 以上の落とし穴に気をつけて、自分の人生を切り開くために大学を目指そう!
大学は、その後の人生の方向にかなり影響してきます。
ですので、まずは、自分が今まで、どんな落とし穴にはまっていたかを自覚して、その穴から抜け出す工夫をしてみてください。
そして、今のうちから、どんな大学を目指すのか、そのためにどう受験準備をしていけばいいのか、しっかり自分の頭で考えていきましょう。
30年の実績をもつLEADは、皆様が穴から抜け出し、しっかり実力をつけていく受験勉強に、きっとお役に立てると思います。
必要があれば、いつでもお気軽にご相談ください。
お目にかかれることを楽しみにしています。