涙にくれた高校初めての中間テスト

テスト結果を見て、お風呂で泣いたことありますか?〜高校の定期テストの勉強の仕方〜

現在

 おはようございます。こんにちは。こんばんは。大学受験パーソナルラボLEADの国語科:桝崎徹でございます。

 皆さん、お元気ですか?皆さんの周りでもコロナのことなど色々あると思いますが、(それも大きなことなのですが、僕にとっては田村正和さんが亡くなられたことが本当に大きなことで。高校時代は『古畑任三郎』の物まね一色でした。…いま生徒の前で『古畑任三郎』の物まねをしても全く通じませんが…。)、そんなさ中でも、ちょうど皆さんは、進学・進級された新しい環境での、初めての定期テスト真っ只中なのではないでしょうか?LEADでも中間テスト対策、真っ盛りでございます。

 今回の題名は、『お風呂で泣いたこと、ありますか?』です。…大事な人が逝去されたり、愛している人から突然の別れを告げられたというようなシチュエーションではありません。これは僕自身の実体験、しかも勉強の間違ったやり方からきています。(42年間生きてきて、お風呂で泣いたことはまだほかにもいろいろありましたが…結構泣いている乙女座のA型なんです…今回書きますのは、僕が覚えている中で結構なインパクトのある出来事でした。)

風呂で泣いた原因とは…?

さて、その結構なインパクトのあった、お風呂での号泣。(そうです。号泣、でした。)

それは僕が中学から高校に進級したちょうどこの時期。高校生になって初めての中間テストが返却された、その夜。奈良市東部にある田原という茶畑と田んぼだけの小さな集落の桝崎家で起こったことなのでした。

 まずは中学時代の自分についてから書かせてください。(「…おいおい、一体何の話、し始めんねん…。」と思われている方も多いでしょうが、これは最後には“大学受験につながる国語の定期テストの勉強法”というちゃんとしたものにつながっていきますから、しばし、お付き合いください。)

まずは、自分の中学時代から

僕が通っていました中学は全校生徒が100人に満たない小さな中学校でした。(ちなみに、幼稚園➡小学校➡中学校とすべて一クラスで、メンバーもそのまんまです。現在は過疎化が進み、小学校と中学校が合併して中学一年を七年生と呼ぶ学校編成になっています。)

 その中学校で桝崎少年は生徒会はもちろん、剣道部キャプテンやら、運動会の行進でも先頭で校旗を持ち、生徒代表の挨拶もこなしつつ、定期テストは、中間テストであろうが、期末テストであろうが、全科目の平均点は必ず90点以上!(塾には通っていませんよ。…距離的に山奥から通えないというのもありましたし。もちろん塾に通っている子たちはいましたが、その子たちは僕よりもテストの点数が悪かったですもん。あんまり意味はないという判断でした。…はい。イヤな奴です。) …という“優等生”を“演じていた”のでした。中学三年の終わりくらいには、“わざと先生の前で失敗する”という芸当までこなせるようになっていました。(体育の時間にわざとこけてみたり、先生に向かって「お母さ…お父さ…あ、違う、先生!」とわざと呼びかけの言葉をまちがってみせるような…。このあたりは太宰治の『人間失格』の主人公の影響です。)…自分で書いていて、今から思えば改めてなんてイヤな生徒だとは思いますが…。でも自分が大人になってみると、そんな姑息な作戦は先生方も充分お見通しだったんでしょうね。

 とにかく、小さな村落の中学校ではそのように“優等生を演じて”いましたから、高校受験直前の三者面談では、「内申点に関しては申し分ない。奈良高、郡高、どっちでも大丈夫でしょう。」という担任の先生からのお墨付きをもらったのでした。

(奈良県の公立高校事情としましては、いわゆる高校ランキングとして、1位が奈良高校、2位が畝傍高校、3位が郡山高校という順です。畝傍高校は、我が田原からは毎日通学できない距離にあります。)

中学時代

(髪の毛が盛り上がっている、このころですね・・・。)

中学時代の勉強の仕方

ここでその、中学時代の定期テストの全科目の平均点が90点以上の勉強法をご紹介させてください。教科書と授業のノートの丸暗記!!これは全科目に共通の取り組みです。教科書は太字は当たり前で、欄外に書いてあるようなどうでもいいと思われるようなことまで、すべて!英語なんかは全文の暗記!それができたら、あとは市販の教科書準拠問題集をかたっぱしからこなす!これは副教科も!

先生の前でわざと失敗し、笑いを誘うというひょうきんな一面の裏には、このような涙ぐましい努力があったのでした。

さて、その小さな村落の優等生は、見事、郡山高校に合格いたしました。(奈良高校を受験しなかったのは、どこかに、内申点は充分だろうけれども、実力はそんなにないのではないか…という不安があったのでしょう。)

高校に入って

 さて、郡山高校に入学できました桝崎少年。今まで幼稚園から中学校まで1クラスだけだったクラス編成が一気に11クラスに膨れ上がったことにまずは驚愕いたします!こんなにも奈良県内には同級生がいたのかと。(…どんだけ山奥におったんや…!)

また、剣道部に入部して、その稽古の激しさとレベルの高さに!(…中学時代に自分がやっていた剣道は、完全な遊びだったと気づきます…。)

そして、何よりも驚愕したのは、同じクラスになった子たちの勉強(・・)()やり方(・・・)でした!

 高校に入学して、全く新しい環境になります。そのさなかに、部活も始まります。当然、体力的にきつくなりますから、授業中には自分も含め、寝てしまう子も多くなります。(こんなことは中学時代には考えられなかった!) そんな生徒に対して、先生たちは質問を発します。当然、よだれを垂らして寝ている坊主頭(高校の剣道部時代から僕はこの頭です。)に答えられるはずはありません。当然、同じく寝ている坊主頭の野球部のA君も…と思っていたら、真っ黒に日に焼けたその野球部のA君は(同じ坊主頭でも剣道部は屋内なので生白いのです)、よだれを拭き拭きじっと黒板を見つめ、「…他動詞。」…あっさりと正解を言うではありませんか!!…なんで答えられんねん!?…いやまぁ、たまたまやろぉ。

ちょっと茶髪がかった、今でいうイケメンのサッカー部のN君は無理や…「自動詞。目的語がないから。」…なんでぇ~!?ちょっと待ってよぉ~!!

朝練があってお腹がすくのでよく授業中にこっそりお菓子を食べている女子バスケ部のIさんは…「同格。訳し方は“で”」…ぎゃ~!!

…よく、年上の方の、「日本という国の、戦後の大きな方向転換が、自分にとっては大きな分岐点だった。」というようなコメントがありますが、桝崎少年にとっては、この時期はそれに値するくらいの大きなカルチャーショックでありました。

高校時代の勉強法も…。

 「大きな分岐点」にはなりましたが、それでも自分の勉強の仕方は変わりませんでした。

要するに、今までの中学時代からの勉強法です。…ただただ暗記。

 「暗記」ということが勉強にとって、必要なことは言うまでもありませんが、自分の場合は、数学の問題ですら、一問一問暗記していたのでした。これでは様々な種類の問題に対応できるはずはありません。

 そして、高校生活で初めて迎える一学期の中間テストです。

 今までの勉強法ですから、ほぼ徹夜で問題とその答えの「暗記」に励む桝崎少年でした。

テスト返却~そして、表題へ。

 今でも忘れはしません。返却された「数ⅠA」の点数。…26点。

 …動けませんでした…。

また、テスト終了後では「全然あかんかったわぁ~。」と言っていた、先ほどの野球部A君やサッカー部のN君。普通に70点やら80点やら取っとるやないですかぁ!!

 …人間不信…。

 自分は忘れていたのですが、先日、母と話していた時に、「あんた、高1の時、車から降りて来ゖへん時、あったなぁ。」(田原という山奥には電車がありません。そのため、帰るためには近鉄奈良駅19:30発の路線バスに乗り遅れると、わざわざ迎えに来てもらわなければなりません。部活をしていましたから、稽古が終われば高校の最寄り駅まで走るのですが、間に合わないことが多かった…。)

 さて、その母の発言。多分、この「数ⅠA」のテスト返却があった日です。あまりのショックに最終バスに遅れないように走るという気力もなく、迎えに来てもらったものの、山奥についても車から降りられず、そのまま家族から隠れるように風呂に入り、風呂でむせび泣いたのでした…。

その後も…。

 さぁ、それではその後の勉強の仕方が変わったのかと言えば、そんなことはありません。今までのやり方に“より拍車がかかった”と言えるでしょう。つまり、暗記時間を増やす・板書はきれいに写す・教科書ガイドを買う。この三つの柱です。(涙)

 そこまですれば、定期テストの点数()上がります。範囲が決まっていますから、その範囲さえ完璧に解ければ…いや、覚えることができたら、いい点数は取れます。高2の保健体育は90点台でした。(…必要ないやろ…。) そうです、高2の時は“マスオさん”の愛称で親しまれ(…なぜか故人のようになってますが。桝崎の“マス”です。)、部活も頑張り、定期テストの点数だけはよく、授業中も冒頭の古畑任三郎の物まねで答えて笑いを取るという、この世の春を迎えていたのでした。高2の頃の三者面談では担任の先生からも絶賛されてました。(…書いていて、悲しくなってきました。)

高校時代

(・・・あぁ、この世の春・・・。)

その時の周りの子たちの勉強法は…?

 今から思えば、その時の周りの子たちは、要するに、“勉強の要領がよかった”のだと思います。「今、自分にとって何を勉強することが大事なのか、優先事項は何なのか」を自分で決められていたのだと思います。言い換えると「目標設定」があったのです。目標がきっちり定められているので、その目標に到達するための「選択」ができていたんですね。ある種、「その場しのぎの定期テストでのいい点数」に興味はなかった。ですから、無駄なことにエネルギーを注がず、やるべきことに集中していたんです。(これは、高校時代だけではなく、社会人になってもとても大事な力です。いまだに自分は「その場しのぎ」の傾向が頭をもたげてくる時があります…。)

 その子たちは、それぞれの科目の「を捉えること」ができたのです。「核」とは言い換えると「抽象」(本質的なもの)です。それをしっかりとらえることができたので、そこから派生してそれぞれの「具体」的な問題にも対応できたのです。(※「核を捉える」ことは「公式を丸暗記する」ことではありません。)

それでは、国語の定期テストの勉強法は?

 このように書いてきますと、「昔の桝崎少年の勉強法がアカンっちゅうのは充分にわかったけども、ほんだら、定期テストの勉強なんか、しやんでもええっちゅうことかいな?」と受け止めていらっしゃる方が出てくるかもしれませんが、それは違います。

国語という科目が、一番、高校での勉強が大学受験に結びついてないと思われがちな科目ではないでしょうか⁇

本当は、国語の教科書に掲載されている文章というのは、日本の国語教育のエライ人たちが選び抜いた選りすぐりの文章なんです。それをしっかりと読めるようになるのは、実はものすごい勉強なんです。しっかりと読めるようになるということは、その筆者の主張を深く理解することです。そのためには、新しく出てくる漢字、熟語を身に付けていかなければなりません。文章の構成(対比・言い換え・因果)も正確に捉えていかなければなりません。今のあなたには読みこなせない文章もあるかもしれません。しかし、多少の背伸びはしていかなければいけないんです。そうしないといつまでも自分が使いこなせる語彙が増えていきませんし、表現の仕方も変わりません。この部分が国語という科目の一番大切な役割かもしれません。また、国語に限らず、大学受験は「高校の授業をきっちり受けていたら解ける」問題なのです。そのための、各ジャンルのチェックテストが定期テストなんです。

“意味”を考えましょう。

定期テストの勉強をするときに大事なのは、「やっていることの長期的(・・・)()意味(・・)をしっかりと考えること」です。いま頑張っているのは、指定校推薦を得るために必要だから。大学入試につながる勉強法を身に付けるためだから。あるいは、赤点を回避するためだから。勉強をするときの「意識」が大事なんです。

 決して、あの頃の桝崎少年のように、「ただ、その場をしのぐために。その場の誉め言葉を浴びたいがために」のような短期的(・・・)()作業(・・)はやめましょう。

 ただ、「桝崎少年予備軍」が見受けられることも事実です…。

第二の桝崎少年にならないために。

 もしか今、中間テストが返却されてきて、「お風呂で泣いている」人がいるとしたら。

「…いい経験をしましたね。」と言いたいです。。

 少し考えてみたら、分かる事なんですよね。だいたい同じ学力の子たちがその高校に入学してきているんですから。だから当然、人数は増えます。そこで自分の順位なり、これは違うかもしれませんが、立ち位置が変わったり。

 まずは現実を受け入れることです。…時々います。「こんなはずはない!」と受けとめてしまう子が。どこかに「過去の栄光」のようなものがあるのかもしれませんが、その度が過ぎると本当にしんどくなります。新しい自分になれる機会が与えられているんです。なにか、試してみましょう!

やっぱり大事なのは・・・!

 やっぱり大事なのは、「自分の勉強法を早く見つけること」です。ある人には合っている勉強法が、別の人に合うという保証はないんです。その「自分の勉強法」は友達から教えてもらったもの、ネットに掲載されているもの、どれかわかりません。ただ、近道はあります。LEADではその「あなたにあった勉強法」を一緒に探していき、実行してもらいます。納得してもらった上で。

 とにかく、その方法でやってみること、なんです。やってみなければ始まりません。その方法が間違っていると気付けば、やり直せばいいんです。

 僕自身が、自分の勉強の間違いに気付けたのは、部活も終わった高校三年の秋以降です。模試では、自信のあった国語、英語、日本史なんかもさっぱり点数が取れません。(そりゃ、そうです。今まで、長期的な計画のないまま、与えられた範囲の暗記の勉強しかしてこなかったのですから。) その頃、周りの子たちを見渡せば、これまたびっくりするくらい、いい点数を取っています!「いつ勉強しとったんやぁ~!」というくらいです。

(しかしもう、風呂では泣きませんでした。その頃には現実を受け入れることができていましたから。)

 ここでまた、冒頭の古畑任三郎に戻ります。(何度もすいません。)

 津川雅彦さんがゲストの回です。自分が自殺して、その犯人を妻に仕立て上げようという計画を進めている作家(津川雅彦)に古畑が言うセリフです。

やり直せばいいんです。何度でも、立ち上がれるんです。…たとえ、たとえ、明日死ぬとわかっていても、今日やり直したらいけないって、誰が決めたんですか?…誰が決めたんですか!?

(このセリフを聞いて、その人物は自殺を思いとどまります。)

 今回も長くなりました。

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。


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