2025年教養ゼミ:『西洋の敗北』から現代世界を読み解く

教養ゼミとは何か──LEADの理念から生まれた知的対話の場

大学受験パーソナルラボLEADでは、「大学に合格する力」だけでなく、「社会で信頼され、共に働きたいと思われる社会性のある人」を育てることを教育の柱としています。

その実現に向けて、学力と同時に「世界を知り、自ら考える力」「異なる視点と出会い、問い続ける力」を育てる取り組みが教養ゼミです。
他者と対話しながら、視野を広げ、未来を構想する――それがLEAD教養ゼミの目的です。

過去のゼミの記録は、こちら

5/7毎日新聞トップで、トッド、「西洋の敗北」が紹介されました。

今年のテーマ:エマニュエル・トッド『西洋の敗北』

今年度のゼミでは、フランスの歴史人口学者エマニュエル・トッドによる著書『西洋の敗北』(2023)を取り上げます。トッドは、人口統計の人類学的分析からソ連の崩壊を予測したり、トランプ大統領の当選を予測したことで世界的に有名です。

この本は、ウクライナ戦争やアメリカのトランプ現象など、世界の分断が進む現代において、「西洋の価値観と構造がなぜ危機に瀕しているのか」を分析した話題作です。

著者は、ロシアや中国の台頭を外的要因としながらも、アメリカ・EU自身が抱える内的な矛盾――格差の拡大、民主主義の空洞化、軍事依存――に光を当てます。
そして、それらが「かつての西洋の覇権構造を崩壊させつつある」と警鐘を鳴らしています。

2024年のトランプ再登場の動きも、この分析の延長線上にあります。
だからこそ今、私たちは『西洋の敗北』というレンズを通して、**「世界で何が起きているのか」「日本はどう関わるのか」**を真剣に考えていきたいと思います。

受験勉強的にも、世界史、政経、評論文、総合型選抜の対策につながります。

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ゼミの進め方

  • 大学のゼミ形式で、月1回・4時間のじっくりとした学び
  • 各回、高校生・卒業生(大学生・社会人)が章を担当し、要点を発表
  • 参加者全員でディスカッションを行い、理解と視点を深め合う
  • 塾長がチューター(進行・コメント)を担当
  • 結論を出すことが目的ではなく、考え続けるための場とします
ゼミの風景:イメージは、こんな感じです。

第1回ゼミ詳細(5月)

日程が変更になりました

  • 日程: 2025年5月18日(日)
  • 時間: 13:00〜17:00(途中休憩あり)
  • 内容: 『西洋の敗北』序章・第1章・第2章を読む
  • 形式: 教室参加 or オンライン(Zoom)
  • 対象: LEAD塾生・卒業生中心に高校生・浪人生・大学生・社会人
  • 参加費: 無料
  • 準備: 事前に該当章を読み、自分なりのメモや問いを持参してください

今後の予定(全4回)

  • 第1回: 5月18日(日)
  • 第2回: 7月予定
  • 第3回: 8月予定
  • 第4回: 9月予定

    *6月は、「6/7衆議院議員・馬淵さんと考える政治経済ゼミ」を予定しています。

※日時は毎回調整・告知予定


参加方法

  • スクパス・ラインで申込できます
  • オンライン参加希望の方には、Zoomリンクを前日までに送信します

最後に:この時代をどう生きるかを、共に考えるために

LEAD教養ゼミは、知識を詰め込む場所ではありません。
本を通じて、世界に向き合い、自分の思考を深め、他者と共有する。
それが、未来を生き抜く力になります。

「この問い、ずっと考えていたい」
そんな体験を一緒にしてみませんか?
ご参加、お待ちしています。


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